難しい検索ワード選び。テストツールとしての検索連動型広告【SEOの話】
◆ホームページビルダーという言葉が示す意味 「ホームページビルダー」という言葉、聞いたことありますか? IBM社製のあのホームページ作成ソフトの名前です。 ホームページに興味がある方は、一度は聞いたことがあることと思います。 私にとっても「ホームページビルダー」=あのソフトのことで、 以来、私の中では「ホームページビルダー」=あのソフトの名前だと、 それは「ホームページの更新が出来ずに困っている」という株式会社サンケンの遠藤社長の悩みを聞いていたときの話です。 ——————— なるほど、ソフトの操作方法が解らないんだな?と勝手に判断した私は 遠藤社長、少し困惑しながらも あれ?何かがおかしい。 何のことだか解らず混乱しながらも、”お金を取られる”というフレーズから推測して尋ねました。 私: 遠藤社長: なるほど! 遠藤社長にとっては、 “人によって使う言葉がまったく違う”と、
◆検索ワードも人によって異なる 検索で調べるワードも人によって変わります。 例えば「オートバイ」というワードならば、 人によっては これだけワードがあると、 単純に検索数だけならば「バイク」(約530,000回検索)を選べばよいのですが 検索数だけではない微妙な違いがあるのが、ワード選定の難しいところです。 例えば、 「自動二輪」は”免許”というワードとセットで教習所探しに使われることが多く、 「モーターサイクル」は”ショー”というワードとセットでモーターサイクルショー目当ての検索に使われます。 このように、ワードによってその指向性が異なるため、
◆はずれワードの上位表示は徒労に終わる 難しいという事実は変わりません。 選んだワードが「儲かるワード」に当たれば良いのですが 「まったく儲からないワード」に当たってしまうこともあり、 なぜならば、検索上位に来るまでそのワードで集客ができず、 もちろん、入念な調査・検討である程度の予想は出来ますが、 辛く苦しい検索上位表示対策をやりぬき、 なんていう不幸が普通に起こります。 事実、私自身もこの不幸を体験しており、 出来るのならば、そんな不幸は避けたいところですよね。
◆テストツールとしての検索連動型広告 検索連動型広告とは、
↑赤枠部分が検索連動型広告で表示されたリンクです。 素早くワードの有効性について検証することが可能です。 素早く検証できるこの手法で効果が見込めると判断してから、 通常は「集客手段」として認識されている検索連動型広告ですが、 検索上位表示対策を行う前のテストツールとして使うこともできます。 検索上位表示対策を行う前には、 *検索連動型広告の出稿方法など詳細については今回割愛します。
◆まとめ はずれワードの上位表示対策は徒労に終わる 【遠藤社長のその後の話】 【復習】ホームページの立地条件は検索順位と検索ワード —— ホームページの集客にも、同じように重要な物が存在します。 それは、検索順位と検索ワードです。 検索したときの結果ページ内で上位表示されれば、 また、上位表示されている検索ワードが実際によく検索される言葉ならば、 まとめると、 よく検索されるワードで検索結果に上位表示されることが、 ホームページの良い立地の条件です。 前回のコラムをまだ読んでいない方は、ぜひご一読を 今回のコラムでは、
◆人通り=検索数が多くてもダメ!?な立地条件 単純に考えると「人通りが多ければ儲かる」ように見えるのですが、 起業SNSの会員で、リアル立地条件に詳しい”ソルブマン”さんも、 人通り以外の要素は多数あり、例えば、 「どんな目的の人が通っているか」で、立地条件は大きく変わります。 観光地であれば、旅行客が多く往来することになります。 逆に、一人暮らしの多いベッドタウンであれば、 このように、人通りの多さだけでなく他の要因が絡んでくるのが ホームページでも同じように、 リアルな立地条件については私の専門外ですので、ボロが出る前にお茶を濁し、
◆検索数だけではない、検索ワードの条件 ホームページでも、 いくら検索数が多くとも、 例を上げて説明します。 旅行とベビーグッズには何の関係性もありません。 例え80万人が目の前を通ったとしても、誰も足を止めてはくれないでしょう。 、、、、 これは極端すぎる例えでしたね。 『そんなの誰でもわかる!参考にならないぞ!』と言われてしまいそうです。 こんな誰でもわかる話だけではコラムとして物足りないので、 そのポイントは、
◆解り難い微妙な差。検索する人の気持ちを考える 月間約30,000回検索されている このワードで検索する人は、当然「ホームページを作りたい」と考えています。 さらに付け加えると、月間約3万回という検索回数は、侮れない数です。 一見すると、ホームページ作成会社にとって良い条件の検索ワードに見えますね。 しかし、これが落とし穴。 実は、”微妙な差”があるのです。 「ホームページの作り方」で検索する人は それは、 、、、 “自分で作りたい!”という想いです。 要するに、 『ホームページは欲しいが作成会社には頼みたくない。なんとか自作したい!』 という考えの人が、「ホームページの作り方」で検索しているわけです。 当然、自分で作りたいと思っている人に作成会社が付け入る隙は無く、 いくら上位表示させても商売にはつながりません。 ホームページ作成会社にとっては「ホームページの作り方」は悪いワードとなります。 同じ理由で、 「クリスマスケーキの作り方」というワードは、 このように、一見すると微妙な差に、大きな違いが隠されています。 検索する人の気持ちになって考えることが、検索ワード選びでは大切です。
◆まとめ 一見似た検索ワードでも、大きく違うことがある
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