ググる文化。検索上位だけでは儲からない理由。
◆ググる文化。情報収集のための”検索”。
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「ググる」という造語。聞いたことないでしょうか?
Google(グーグル)で検索して調べるという意味の造語ですが、
ネットを使っている方なら、一度は聞いたことがあるかもしれません。
ネットで調べ物をする検索は非常に便利で、
“サムゲタンの作り方”から”ワシントン条約の内容”まで、
様々な情報がググる(検索する)だけで手に入ります。
ググるというネット用語は知らずとも、
検索の便利さにはお気づきではないでしょうか?
◆注意!購入を決意した客は検索しない!
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ネットで検索する目的は、あくまで情報収集です。
何かを買うために検索しているわけではないのです。
例えば、
韓国料理のサムゲタンが食べたい人。
わざわざ検索サイトで「サムゲタン」と検索する人はほとんど居ません。
ホットペッパーなどの飲食店情報誌で韓国料理屋を調べたり、
ネット好きなら「ぐるなび」などの飲食店情報サイトで調べます。
ネットで「サムゲタン」と検索するよりも、
“ホットペッパー”や”ぐるなび”で近くの韓国料理屋を探した方が
圧倒的に早いからです。
サムゲタンと検索する人は
・サムゲタンってどんな料理なのか?
・サムゲタンの作り方は?
・サムゲタンって体にいいって聞いたけど、本当かな?
といった、サムゲタンに関する情報を求めているだけなんです。
けっして、サムゲタンを食べたいから検索するわけではないのです。
このように、
「買う気になった客はググらない」という事実は、
その他多くの場合で当てはまります。
今すぐチョコレートが食べたい人は近所のコンビニへ駆け込みますし、
書籍を買いたければ近くの本屋かオンライン書籍店Amazonへ足を運びます。
服を買いたければ楽天をのぞき、洗濯機が欲しければkakaku.comで最安値をチェックします。
要するに、
検索では「買う気になっている人」を集客することは出来ないのです。
巷では、検索上位で大儲けと叫ばれていますが、
上位表示だけではまず儲かりません。
一部の悪徳業者の誇大宣伝文句に釣られて、
「上位表示=儲かる」と妄信されないようお気をつけください。
◆情報収集からの誘導が勝負の決め手!
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「検索する人は買う気になっていない」
「検索する人は情報収集をしているだけ」
そうは言っても、ホームページの訪問者はほとんどが検索からやってきます。
検索からの集客をあきらめてしまうのはモッタイナイですね。
なんとか検索からの流入を、
ビジネスへの集客につなげたいものです。
そこで注目したいのが、
「情報収集から購入まで誘導する仕掛け」です。
買う気になっていないとは言っても、
検索する時点で興味があるのは事実です。
興味がある、と言うことは、
うまく対応すれば見込み客へ転換することが可能です。
うまく情報提供し、気に入ってもらい、あわよくば連絡先を収集し、
その後の購入に誘導するのです。
検索からの集客がうまいホームページは、
この仕掛けがとっても良く出来ています。
◆まとめ
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検索してくる人は情報収集が主目的。
検索上位表示だけでは儲からないので注意!
情報収集だけで終わらせない。
その後の購入に誘導する仕掛けが勝負の決め手。