読ませるための基本テク（２）ファッション雑誌に混じったビジネス書
前回に続き、
今回も「ホームページを読ませるテクニック」についてです。
前回同様、「実際の世界では当たり前のこと」を事例に説明いたします。
■┐ファッション雑誌コーナーに、ビジネス書が並ばないわけ
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本屋のファッション雑誌コーナーって行きますか？
私は、たまーに立ち読みをしに立ち寄ります。
自分のセンスに自信がないせいか、
服を買いに行く当日になってファッション雑誌を立ち読みしています。
普段はファッション雑誌なんてまったく読まないくせに。。
あなたはどうですか？
ファッション雑誌って読みますか？
少し話がそれました＾＾；本題に戻ります。
当たり前の話ですが、
ファッション雑誌コーナーに、
ビジネス書って置いてないですよね？
では、
「なんで置かないのか？」考えたこと、ありますか？
当たり前すぎて恐縮なので、即答させていただきます。
「ファッション雑誌コーナーに来るお客さんはビジネス書を求めていないから」
当たり前ですよね。
ファッション雑誌コーナーに立ち寄る人は
ファッション雑誌が読みたいんです。
ファッションの流行が知りたいんです。
オシャレになりたいんです。
難しい経営戦略の話、苦しい営業を楽にするノウハウや、
売上を倍増させる秘策なんかを探している訳ではないんですよね。
こんなの当たり前ですよね？
すいません。
でもですね。
この当たり前のことが、
「見えなくなる」ケースがあるんですよ。
■┐賃貸と建売。一緒に出来ない類似品
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本屋さんに
「特集コーナー」を企画することになりました。
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特集テーマは「イイ住まい」です。
こんな内容の本を置くことになりました。
・優良賃貸物件を紹介する本
・優良建売物件を紹介する本
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実はこれ、
あまり良くない例です。
何が良くないか解りますか？
実はこれ、
「お客さんが求めていないものを出している」
ということに気付きましたか？
賃貸物件を借りたいと思っている人には、
建売物件はどうでもいい商品です。
また逆に、建売を買いたいと思っている人に、
賃貸物件は不要です。
「住まい」というテーマでくくれば
賃貸と建売は同じ分類になりますが、
お客さんからすればまったくの別物です。
根底を辿ると
ファッション雑誌コーナーにビジネス書を置かないのと一緒です。
■┐ホームページで言えばキーワード。そのキーワードで本当にあっている？
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本屋の●●コーナーは、
お客さんが本を探すときに指標にするものです。
ホームページ言うと、
「検索キーワード」になります。
もし、賃貸物件を扱っている不動産業のホームページなら、
「住まい」で検索結果に表示されても効果は薄く、
「賃貸物件」で検索結果に表示されれば効果は高くなります。
同じようにパン屋さんのホームページならば、
「パン＋作り方」で検索に乗っても意味は薄く、
「パン＋地名」で検索に乗れば来客増加が見込めます。
似たようなキーワードでも、
実はまったく違ったお客さんが検索しているのです。
これは、
検索エンジン対策（SEO）の基本です。
SEOと聞くと、
・キーワードの出現率が何％、
・外部リンク数が何件、
・HTML構造の最適化方法
など、小手先のテクニックに注目が集まりがちです。
しかし、
テクニックは所詮テクニック。
基本が間違っていれば、無駄な努力を続けることになります。
SEOに精通している人も、
「キーワード選び」という基本を今一度、確認してください。
SEOってなんじゃい？
という人も、テクニックを覚える前にこの基本を覚えてください。
■┐まとめ
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検索キーワードは本屋で言う「●●コーナー」
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適した検索ワードで検索結果に出なければ読んでもらえません。
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検索結果に出す方法"SEO"の基本はキーワード選び
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小手先テクニックに走る前に基本を確認しよう。
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