新入社員に見るホームページの成長法則
◆入社直後から、いきなり商売に貢献できるか?
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大学を卒業したばかりのA君。
まだまだスーツ姿がぎこちない、フレッシュ感あふれる新入社員が入社してきました。
配属先は、営業部。
さてさて、
いきなりですが質問です。
Q:新人営業マンのA君が、
入社した直後からいきなり商売に貢献できるでしょうか?
この質問に対して、ほとんどの方はこう答えるでしょう。
『NO!入社直後から商売に貢献できるなんてまず有り得ない。』
もちろん、
入社直後からバリバリ成果を出して商売に貢献してくれるような新人は誰だって大歓迎です。
しかし、そんな超優秀な新人はごくごく稀です。
特殊な才能を持った若者か、学生時代に実務経験を積んだ事実上の経験者でなければ、新入社員が即戦力になることは難しいでしょう。
「入社直後からバリバリ働いてくれよ!」と淡い期待をいだいても、それをゴリ押しするのは酷というものです。
◆凄腕営業マンか?給料泥棒か?「成長」が両者を分ける
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入社当初、フレッシュ感があふれていた新入社員も、
時ともにスーツがなじみ、新の付かない「社員」となります。
ある人は、バリバリ契約を取り、会社の大黒柱を担う凄腕営業マンに成長し、
またある人は、いつまでも成果の無い、リストラ最有力候補の給料泥棒に成り果てます。
凄腕営業マンになれたのは、それだけ成長したという証です。
様々な試行錯誤を重ね、その度に学び、自分の技量を磨いたのでしょう。
給料泥棒に成り果てた彼は、成長する努力を怠ったのでしょう。
失敗してもノホホンと構え、何も学ばず、新入社員当初と変わらぬ技量のまま。
スタート地点の新入社員当初は、両者ともほぼ一緒。成績は0だったはずです。
両者を分けたのは、「成長」です。
さて、
新入社員の話はいったん終わり。話題はホームページに移ります。
◆「ホームページを作れば、勝手に成果が出る!」という勘違い
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これは、私の失敗談です。
一番最初に新しい事業のホームページを作成したときの話です。
私は、とんでもない勘違いをしていたのです。
「ホームページさえ完成すれば、じゃんじゃん売れる!」という勘違いを。
私は、ホームページに関してそれなり以上に自負がありました。
Webの知識も豊富。ホームページも自作できるし、何よりプログラミング上級者だ。検索エンジン対策だって出来る!Ajax、ブログにSNS、先進テクノロジーもバッチリOK。ホームページで失敗する要因など、思いつきませんでした。
そうして、満を持してホームページをオープンさせたのが、2007年1月1日のこと。
結果は見るも無残な物でした。一ヶ月以上の間、まったく売上は上がりません。成果は0だったんです。
「ホームページを持てば成果が上がる」というのは、現実味の無い淡い期待でしかありません。
そう、バリバリ活躍する超優秀な新人を期待するのと同じように。
もしかして、あなたも私と同じ勘違いをしていませんか?
◆新入社員に見るホームページの成長法則
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出来立てほやほやのホームページは、言ってみれば新入社員です。
新入社員と同じように、多くの場合はその成果を望むべくもありません。
なぜかと言えば、
あなたはホームページのノウハウに詳しくなく、
ホームページ業者はあなたの商売に詳しくないからです。
自作すれば、ホームページのノウハウが足りず、
業者に任せれば、ビジネスのノウハウが不足し、
業者と二人三脚をすればコミュニケーションロスが足を引っ張ります。
いずれにしろ、
一発目で完全なホームページが出来ることはほぼ有り得ません。
だからと言って、落ち込み必要は皆無です。
最初に成果が上がらないのは、ある意味当たり前なのですから。
勝負はどれだけ成長できるのかに掛かっています。
◆まとめ
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「ホームページを作っただけでは成果が出ない」と心得よ
ホームページを作って成果が出なくても、挫折禁止です!
成果がゼロのホームページも、成長させれば勝ち組に!