ストーリーから探る、成功の主役と売れるホームページ戦略。
良く目にするホームページの成功事例。 ホームページが主役として大活躍したかのように描かれるわけですが、 ホームページはその主役の下、 成功事例で祭り上げられた”ホームページ”だけに目を奪われず、 と、ここまでが前号の内容です。 ↓前号:あなたも釣られてる?ホームページは主役ではなく”名脇役” 今号はその続き、 「どうやって成功の主役を見つけ出せばいいの?」をお伝えします。 ____ どんなに演技力に優れた名俳優でも、現実的に不可能ですよね。 まず主役が女性なのか男性なのかという性別で半分が消え、 幼年・少年・青年・壮年、と、年代の違いでさらに範囲が狭まり、 コミカルかシリアスかという”作風”でも求められる主役像に違いが生まれます。 さらに、「イケメン不良役なら、”映画クローズ”の小栗旬」というような 『作品ごとにそれぞれ求められる主役像が異なるのだから、 言うまでもなく、当たり前ですよね。 全ての条件で最高となる”万能な者”は存在しない。というわけです。 この”万能な物は無い”という考え方は、 その会社ごとに、成功へ向けて最も活躍できる”主役”の条件が異なるため、 解っている人には「当たり前」なのですが、 この「当たり前」の部分が見えずに失敗する人が多いのです。 例えば、前号で登場したサンケンの事例では、 出来のいい”お試しセット”でお客の心を掴み、 この「お試しセット」は、古くから使われる手法の一つで、 だからと言って、 「じゃぁ、うちもお試しセットやろう!」というのは早計なのです。 サンケンがこの手法で成功したのは、 ・試してすぐ違いが解るほどの高い商品力があること この2つが揃っていたからこそ、シナリオどおりうまく行ったのです。 仮に、商品力の無い会社がこの方法を真似したならどうなるでしょう?? 商品力が無いのでお試しセットでお客さんを満足させることが出来ません。 お試しセットの受注まではホームページの猿真似でなんとかなるでしょうが、 サンケンの成功事例とは180度変わって、 どんなに効果と実績があったとしても、 ____ その答えは、 まずは、 自社の状況を冷静に分析し、自社の強みと弱みを把握します。 そして、その強みがより生かされる状況を舞台として、 このストーリーは、 特にストーリー中に登場する「お客様」のリアリティーは超重要です。 どうしても、都合の良いお客さん像を思い浮かべがちですから、 「ちょっと難しいお客さん」を想像しておくぐらいが丁度良いでしょう。 ・自社の強みが生かされる状況 それぞれが絡み合い、最終的に商品が売れていく。 そんなストーリーを考えてください。 このストーリーの中で、最も重要な決定打を放つ物が、 御社の成功物語の主役になります。 ____ ホームページの分担する領域が明確化し、 それに応じた目標が定まります。 これは、ホームページの目標と道筋を明確にする作業でもあり、 かっこよく言えばホームページ戦略となります。 とはいっても、 “戦略”という言葉を変に意識しないでくださいね。 やっていることは「売れるストーリーを考える」こと。 ストーリーのネタは、すでにあなたが持っているはずです。 御社の良い所も悪い所も、 全てあなたの知識の中にあるものですよね。 変に難しく考えず、あなたの言葉でストーリーを紡いでください。 自然とホームページの分担と目標(=戦略)が見えてくるはずです。 ____ カッコよく言えば『ホームページ戦略』
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