仕事を増やしたい下請け必見!仕事の蛇口を増やす方法
◆減収が続く下請け企業 今年も2ヶ月と半が過ぎようとしていますが、 まだまだ「不景気」という言葉が絶えず聞こえてきます。 特に、 下請けの企業は深刻なようで、出口が見えないと言います。 景気のいい話ではないので実名の公表は控えますが、 大手自動車メーカーの下請け会社、株式会社Aでは、 去年の同時期に比べ約40%売上が落ちたと言います。 「利益」ではなく、「売上」ベースで40%減です。 黒字から赤字へ一気に転落。 利益で言えば100%以上の落ち込みです。 余剰資金が尽きるのが先か、景気が回復するのが先か。 はたまた起死回生の一打を狙い新規事業を開拓するのか。 いずれにせよ指をくわえている状況ではなく、 社長を筆頭に経営陣は頭を抱える毎日を送っています。 今日は、 そんな下請け企業の経営陣の方へ、 ・成功率の予想も付かない新規事業ではなく という方法をお伝えします。 特に、 依存度の高い大手の取引先があるという企業には、 経営安定剤としての効果も期待できます。 ◆仕事が無い!?それなら蛇口を増やすという考え 当然、「仕事が減ったから」ですよね。 不況のあおりで発注元の売上が下がり、 そのまま下請けへの仕事量も減少するという図式は、 多くの業界で共通しているようです。 上の例で登場した株式会社Aも同様で、 なんとか仕事を取ってこようと 発注元にも、ほとんど仕事が残っていないのです。 大企業に仕事が無いのであれば、 発想を変えるしかありません。 しつこく営業し、取れる仕事を全部取っている状態。 それなのに仕事の量が足りないのであれば、 これはもう取引先を増やすしかありません。 蛇口を全開にしても水の量が足りないのであれば、 他の蛇口を見つけなければいけません。 いつか水の量が勝手に増えると信じて待つのも一手ですが 水の量が増えなければ干からびてしまいます。 ◆不況の煽り。条件が良い企業を探している! それは、 新規の取引先を探している会社があるからです。 不況の煽りを受けて黙っていられないのは自社だけではなく、 発注元(になりえる)企業も一緒です。 不景気に縮こまるだけではなく、 水面下で必死に動いている企業があります。 小さい会社であれば、 ある程度の会社であれば、 そこにうまく食い込めれば、 仕事を流してくれる蛇口を増やすことが可能です。 自社の技術力と値段に自信があるのであれば、 不景気を追い風とし、取引先倍増を狙うことも可能です。 逆に、 自社の技術力と値段が競合他社に比べ劣っているのであれば、 不景気が暴風となり、取引先を奪っていくかもしれません。 ◆まずはネットで検索、新規開拓はネットで待ち伏せが好手 数うちゃ当たるの飛び込み営業もよいですが、 ホームページを使った待ち伏せもオススメです。 まずはネットで検索し、 ホームページを事前に用意しておき、 この「ネットで発注先を探している人」を待ち伏せします。 一番最初に相手の目に入るため、 ホームページを持たない競合に先んじて交渉する機会が生まれます。 化学薬品を製造販売する株式会社サンケンでは、 世間より一足早い2007年には大不況が訪れ、 生き残りを賭け、発注元開拓の飛び込み営業を行ったそうです。 残念なことに結果は惨敗。 罵詈雑言を浴びせられる毎日に挫折し、 ホームページを使った待ち伏せ営業に希望を託しました。 それまで会社案内程度だったホームページを改善し、 「新規の発注先を探している人」へ向けたメッセージを掲載しました。 現在では、 ホームページの待ち伏せ営業の効果で、 飛び込み営業をすることも無く、 新規の取引先をどんどん開拓しています。 最後に、 ホームページを使った待ち伏せの弱点をお伝えします。 それは、即効性が薄いということです。 今日明日にも売上を増やさなければつぶれてしまう! しかし、 これから長期にわたって不景気が続き、 「どれだけ耐えられるか?」という 長期に及ぶ篭城戦を覚悟されている企業には ぜひ導入されることをオススメします。 耐えながら攻めの機会を増やす方法として ホームページの待ち伏せは重宝します。 ◆まとめ 発注先探しもまずはネットで検索。
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