「悩みは即決」「コダワリは捨てる」適当な方がうまく行く。◆どっちがいいんでしょうか? お客さんからよくいただく相談の一つです。 二つの候補があり、なかなか決められないというのです。 この「どっちがいいか」という相談の対象は 今後の明暗を分けるような重大な相談から、 どっちを選んでも大差の無い悩みまで様々です。 どっちを選んでも大差が無い場合には決まって 適当に答えているように感じるかも知れませんが、 ちゃんと狙いがあります。 早く悩みを解決させるためです。
毎回同じ道を通うので、良くも悪くも”慣れ”が生じ、 ある日、事故を起こしました。 考え事をせずに100%運転に集中していたら避けられたかも知れません。 何を考えていたのかはすっかり忘れてしまいましたが、 ————- ホームページでも同じで、悩みは他のことに対する集中力を削ぎます。 もしその悩みが小さいことであれば、即決すべきです。 そうしないと、もっと大切な”悩むべき事”に気付けなかったり、 もっと力を注ぐべきことに集中できなかったりします。 ホームページで事故を起こしても死にはしませんが、 売上は下がるので企業にとっては死活問題です。
「細かい事に悩みすぎる」という失敗です。 よくあるのが、 「細かいレイアウト」、「細かい配色」などの悩みです。 私も未だにやってしまうのです。 「もう1mmだけ下げた方が良いか?」 傍から見たらどっちでもいいようなことに、悩んでしまいます。 「色合いに悩んで丸一日つぶす」なんて言うのも、よくある話です。
人情だと思います。 でも、 この細かいコダワリは、早めに捨てた方が良いんです。
「エイヤー」で適当に決めてしまった方が、全体でうまく行きます。 ホームページにはもっと優先してコダワルべきところが山のようにあるからです。 細部だけにコダワッテも、全体がダメでは意味が無いんですね。 細かいところだけコダワッテ燃え尽きた例が、 “形だけ出来ていて中身が無い”というホームページです。 よく見る失敗例の一つですよね。
細かいレイアウトや色調で表現される世界は、すでに玄人芸の世界。 「餅や餅屋」よろしく、「デザインはデザイナー」に相談するのがベストです。
□次号はお休みです。 思いっきり仕事から離れて羽を伸ばすため、このコラムもお休みです。 次の配信は、5/13(水)を予定しています。 ⇒「「無免許に運転を教わりたい?」 失敗事例から学ぶ自作のポイント」へ
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