仕事を増やしたい下請け必見!仕事の蛇口を増やす方法
◆減収が続く下請け企業
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1000年に一度の不況と言われる2009年。
今年も2ヶ月と半が過ぎようとしていますが、
まだまだ「不景気」という言葉が絶えず聞こえてきます。
特に、
下請けの企業は深刻なようで、出口が見えないと言います。
景気のいい話ではないので実名の公表は控えますが、
大手自動車メーカーの下請け会社、株式会社Aでは、
去年の同時期に比べ約40%売上が落ちたと言います。
「利益」ではなく、「売上」ベースで40%減です。
黒字から赤字へ一気に転落。
利益で言えば100%以上の落ち込みです。
余剰資金が尽きるのが先か、景気が回復するのが先か。
はたまた起死回生の一打を狙い新規事業を開拓するのか。
いずれにせよ指をくわえている状況ではなく、
社長を筆頭に経営陣は頭を抱える毎日を送っています。
今日は、
そんな下請け企業の経営陣の方へ、
・成功率の予想も付かない新規事業ではなく
・即効性は薄いが手堅く売上が上がる可能性が高い
という方法をお伝えします。
特に、
依存度の高い大手の取引先があるという企業には、
経営安定剤としての効果も期待できます。
◆仕事が無い!?それなら蛇口を増やすという考え
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なぜ売上が下がったのか?
当然、「仕事が減ったから」ですよね。
不況のあおりで発注元の売上が下がり、
そのまま下請けへの仕事量も減少するという図式は、
多くの業界で共通しているようです。
上の例で登場した株式会社Aも同様で、
なんとか仕事を取ってこようと
取引先の大企業に御用聞きに回っても、
ほとんど良い返事はもらえないと言います。
発注元にも、ほとんど仕事が残っていないのです。
大企業に仕事が無いのであれば、
発想を変えるしかありません。
しつこく営業し、取れる仕事を全部取っている状態。
それなのに仕事の量が足りないのであれば、
これはもう取引先を増やすしかありません。
蛇口を全開にしても水の量が足りないのであれば、
他の蛇口を見つけなければいけません。
いつか水の量が勝手に増えると信じて待つのも一手ですが
水の量が増えなければ干からびてしまいます。
◆不況の煽り。条件が良い企業を探している!
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蛇口を探した方が良い理由がもう一つあります。
それは、
新規の取引先を探している会社があるからです。
不況の煽りを受けて黙っていられないのは自社だけではなく、
発注元(になりえる)企業も一緒です。
不景気に縮こまるだけではなく、
水面下で必死に動いている企業があります。
小さい会社であれば、
社長自らが会社の生き残りを賭けて
真剣に条件の良い取引先を探しています。
ある程度の会社であれば、
経費削減や効率化を命じられた外注担当者が
ノルマ達成に必死になってよい取引先を探します。
そこにうまく食い込めれば、
仕事を流してくれる蛇口を増やすことが可能です。
自社の技術力と値段に自信があるのであれば、
不景気を追い風とし、取引先倍増を狙うことも可能です。
逆に、
自社の技術力と値段が競合他社に比べ劣っているのであれば、
不景気が暴風となり、取引先を奪っていくかもしれません。
◆まずはネットで検索、新規開拓はネットで待ち伏せが好手
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取引先の開拓手法として、
数うちゃ当たるの飛び込み営業もよいですが、
ホームページを使った待ち伏せもオススメです。
まずはネットで検索し、
見つからなければ人伝で探す人は案外多いのです。
ホームページを事前に用意しておき、
この「ネットで発注先を探している人」を待ち伏せします。
一番最初に相手の目に入るため、
ホームページを持たない競合に先んじて交渉する機会が生まれます。
化学薬品を製造販売する株式会社サンケンでは、
世間より一足早い2007年には大不況が訪れ、
生き残りを賭け、発注元開拓の飛び込み営業を行ったそうです。
残念なことに結果は惨敗。
罵詈雑言を浴びせられる毎日に挫折し、
ホームページを使った待ち伏せ営業に希望を託しました。
それまで会社案内程度だったホームページを改善し、
「新規の発注先を探している人」へ向けたメッセージを掲載しました。
現在では、
ホームページの待ち伏せ営業の効果で、
飛び込み営業をすることも無く、
新規の取引先をどんどん開拓しています。
最後に、
ホームページを使った待ち伏せの弱点をお伝えします。
それは、即効性が薄いということです。
今日明日にも売上を増やさなければつぶれてしまう!
という企業では使えません。
しかし、
これから長期にわたって不景気が続き、
「どれだけ耐えられるか?」という
長期に及ぶ篭城戦を覚悟されている企業には
ぜひ導入されることをオススメします。
耐えながら攻めの機会を増やす方法として
ホームページの待ち伏せは重宝します。
◆まとめ
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どこも厳しい下請け企業。
仕事を増やすには取引先開拓しかない。
発注先探しもまずはネットで検索。
ホームページを使った待ち伏せは有効。
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