「無免許に運転を教わりたい?」 失敗事例から学ぶ自作のポイント。
◆自作ホームページで成功するには? 【「もうこれ以上できないよ(T_T)」失敗するホームページ】 で、小さな会社でありがちなホームページの失敗事例について触れました。 友人や知人、もしくは副業の業者にホームページを頼むと、 更新が滞り、ほとんどの場合ホームページは失敗に終わります。
1.「自分でやるか」 です。 それぞれ「必要なノウハウ」があり、 どちらを選ぶにしろ”楽して成功”はありません。 どちらの方法が良いのか? と聞かれれば、 小さな会社であれば「自分でやる(自作)」をオススメします。 自分でやることで、 今回のコラムは、 「自分でやる」ために必要なノウハウについてお伝えします。
お客さん(以下、Iさん)からの質問にこう答えたことがあります。
自作サービスを使ってホームページを自作したが、うまく集客できず、 本気で集客できるように改善したいからアドバイスを欲しいと言うのです。 それでは、と こちらも本気でアドバイスしようと臨みました。 しかし、すぐに”違う”と気付きました。 売れない原因を把握しようとこちらから質問をしてみると 「どんなお客さんに売る(サービスを提供する)のかわからない」 と答えたのです。 終いには、 何が”違った”のかというと。 Iさんの”質問”が向けられるべき相手が違ったのです。 少なくとも、私に聞くべきことではなかった。 そこで、冒頭の言葉が私の口から発せられました。
「私は行政書士じゃありませんから、わかりません。 冷たい言葉のようですが、 精一杯の”本気での対応”でした。 私は”ホームページ”が専門分野であり、 “行政書士”については素人だからです。 そして、 私に「行政書士に依頼するお客さんについて聞く」のは 「車に乗ったことが無い人に運転を教えてくれ」と言うのと同じです。 この手の質問をするのならば、 同業者の方、
本気で独立するための最低限の条件だと思っています。 これが解らなければ、何もかも上手くいかないからです。 ホームページで集客できないのはもちろん、 足を使った飛び込み営業も、 コネを使って紹介してもらったお客さんですら、 お客さんが解らなければ、何を求められているのか解らない。 何を求められているのか解らなければ、何を提供するのかも解らない。 何を提供するのかわからなければ、けっきょく何も出来ない。 実際、 私も今の事業を始めた当初に失敗しています。 お客さんが解らなければ、本当に何をしていいのか解らなくなるんです。
もしくは、もうすでに自分の事業で着実に収益を上げている方なら 今更言われるまでも無くご存知だと思います。
◆「ホームページは専門家に」という間違い。 本当に多いのです。 いや、、 正確に言えば、”間違い”ではなく”勘違い”です。 「ホームページは専門家に」という言葉自体は その”適用範囲”を勘違いしている方が多いのです。
その他の部分は専門家に頼っていはいけないのです。 とっても当たり前のことですが、実際に頼むとなると、 「ホームページは全て任せた。よろしくやってくれ」 と丸投げする方が多いのです。 パソコン、ホームページ、IT。 慣れない言葉が「専門家じゃなきゃ無理だ」と錯覚させるのでしょう。 百戦錬磨の敏腕社長ですら間違えることがあるほどです。
業者によって得意範囲がまったく異なるということです。 パソコンに向かって作業するだけの”職人肌”の業者から 長所の洗い出しから営業戦略立案まで面倒を見る”コンサル型”まで多種多様です。 当然、面倒を見てくれる範囲が広くなるほど値段は跳ね上がります。 値段も、範囲も千差万別。
「自作する人を支援する」専門家で、自作できる環境を提供しています。 専門範囲は 無形の知識だけでなく、実際形になった「作成ツール」を提供しています。 必要なのは、”業界ならではのお客さんに対する知識”と、 それだけで十分成果があがるホームページが自作できます。 といっても、 “お客さんに対する知識”をもし持っていないのであれば、 ホームページ以前に大問題なのですが。
◆まとめ ホームページ自作に必要なのは”お客さんに対する知識”。 業者に頼りっきりはよくある間違い。
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