◆読んでもらわなければ意味が無いホームページ
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当たり前のことすぎて恐縮ですが、言わせていただきます。
ホームページは、読んでもらわなければ意味がありません。
ホームページに書かれた文章は、営業マンでいうところの営業トーク。
この営業トークは、誰かに聞かせてはじめて効果を発揮します。
当たり前の話ですが、
オフィスの隅っこや休憩室で叫んだところでお客はやってきません。
例えそれが、どんなに素晴らしい営業トークであろうと、です。
ホームページでも当然同じことが言えます。
誰も見に来ないホームページ上で、
どんなに素晴らしい営業トークを展開しても、まったく意味が無いのです。
ホームページを読ませるためのテクニックは
ホームページを活用する上で、絶対に無視することができません。
このコラムでも、何号かに分けて、小出しにお伝えしていきます。
今日は「ホームページを読ませるための基本テクニック」第一弾です。
◆本屋で学ぶ最初の関門。本棚と検索画面、背表紙とタイトル。
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話はいったんホームページから離れ、本屋に移ります。
本屋で本を選んでいるときのことを想像してほしいのです。
本棚にズラーーット並んだ本の中で、どうやって本を決めていますか?
「もちろん、気に入った本を買うんだよ」と短絡的にならずに、ちょっと考えてみてください。
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まず最初に
ずらーっと並んだ本を、ざっくり眺めますよね。
並んだ本の背表紙を、ざーーっと流し読みをする。
それで、
背表紙に書かれた内容を見て気になる本にめぼしをつけて
実際に本を手に取って中身をチェックする。
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本を手に取るまでに、これだけの流れがありますよね。
ここが重要です↑。
背表紙に書かれた内容が気になって初めて本を手に取るのです。
背表紙に書かれた内容が気にもならないような内容であれば、
本に書かれた内容がいくら素晴らしくても、その本を手に取ることは無いわけです。
本が売れるには、
一番最初に「背表紙で判断される」という関門があるのです。
実は、ホームページでもこれと良く似た関門があります。
検索結果画面に並んでいるホームページのタイトルや要約文を見て、
そのホームページの中身を読むかどうか最初に判断が下されるのです。
「検索結果画面」が本屋の本棚に相当し、
「ホームページのタイトルや要約文」が本の背表紙にあたります。
~解析結果画面の例(Yahoo!)
赤い枠の部分が、ホームページのタイトル
青い枠の部分が、ホームページの要約文
このタイトル部分は、ホームページのタイトルとして設定したものがそのまま掲載されます。
要約文は、検索キーワードとホームページに書かれた文章などを元に、検索エンジンが作り出した文章が掲載されます。
要約文を制御することも理論上は可能ですが、とても難しく手間が掛かります。
まずは、ホームページのタイトルを良いものにしましょう。
「ホームページのタイトルって何?どうやって確認するの?」という人のために、
タイトルの確認方法を記しておきます。
ホームページを開いた際に、ブラウザーの青バー部分の左上に表示される文章をご覧ください。
これが、ホームページのタイトルです。
~ホームページを開いた際のブラウザ画面
赤枠の部分に、ホームページのタイトルが表示されている
「ホームページのタイトルってどうやって設定するの?」という部分は割愛します。
一から自作する人はHTMLを覚える過程で自然と解りますし、
ツールを使って自作する人はツールにタイトル設定機能がついています。
また、業者に頼むのであれば「タイトルを直して」で十分通じます。
◆まとめ
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ホームページを読ませるテクニックは絶対欠かせない必須項目。
ホームページのタイトルは、本の背表紙。
タイトル決めは中を見てもらえるかどうかの第一関門です。
*SEOは?という、するどい突込みへの先出し回答
この話を書くと、有識者の方からおそらくこんな突込みが入るでしょう。
「SEOは?そもそも検索結果の上位に出ていなければダメじゃないか?」と
まったく持ってその通りなのですが、あえて後回しにしました。おいおい触れていきます。