ホームページの落とし穴!予想外の○○費用
ホームページでよくある失敗:予想外の維持費用
「えぇーーー。まだ金取るのかよ!?」
あなたは、ホームページが完成すれば以降はお金がかからないと思っていませんか?
最初にかかる何十万の作成費用さえ支払えば、それで終わりだと思っていませんか?
「一度作ってしまえば、財産ですから」そんな言葉を信じていませんか?
もし、そうならば、あなたも冒頭と同じように叫ぶことになります。
「えぇーーー。まだ金取るのかよ!?騙された!!」
ホームページは財産ではない。固定費のかかる営業所と考えよ
はっきり言います。
ホームページは買いきりの財産ではありません。
一度お金を出して買ってしまえば、その後ずっと所有できるような、財産ではないんです。
ホームページを作れば最後、永遠に経費が必要になります。
例えるなら、「新天地に営業所を開く」のに似ています。
いざ営業所を開くとなれば、オフィス代金や電話代。そして営業マンの人件費と、様々な経費が必要です。
営業マン一人の営業所でも、どんなに抑えても毎月60万~100万は必要でしょう。
営業所に比べれば、比べるまでも無く小さな金額ですが、ホームページの存続には毎月維持費が必要です。サーバー代金や更新費用、保守費用などと呼ばれるものです。
初期費用より、維持費のほうが高くつく
ホームページの維持費用、だいたいの金額を知っていますか?
サーバー代金や更新費用、保守費用は、ホームページの規模や業者の経営方針によって変わりますが、
規模の小さな中小企業のホームページで月額およそ3万円~5万円ほど必要です。
未来永劫、永遠に払い続ける維持費用は、
毎年36万円~60万円ほどになる計算です。
これに比べて、作成初期に掛かるお金は30万円程度。
維持費の方が、圧倒的に高くつきます。
最初に掛かる作成費用よりも高い金額が、毎年必要になると言う事です。
予算決めは、先を見越して
ホームページの予算を決めるときは、必ず維持費用を考えて決めてください。
そうしなければ、こんな悲惨な状況が待っています。
あなた:「あれ?ここの文章間違ってるぞ。直さないといけないな。」
業者 :「はい。それでは1万円いただきます。」
あなた:「えぇー!お金掛かるの?予算は全部使っちゃったから、もう払えないよ!」
業者 :「そうですか。それでは、修正はできません。」
あなた:「それは困る!信用にも関わるし!早くなんとかしてくれ」
業者 :「こちらも人件費がかかるので、お金無しでは何も出来ないんですよ。
お金を払うか、信用を落とすか、どちらか決めてください。」
悪いのは業者ではありません。
業者も生活が掛かっているし、何よりも「技術」で飯を食っているのですから、当然高い人件費が必要なんです。
「維持費用」をちゃんと考えずに予算組みをしたことが失敗の元凶です。
ホームページの良くある失敗。予想外の維持費用。まとめ
ホームページは作ってからがスタート。維持費用は未来永劫必要です。
予算決めは、先を見据えて!作成だけで全予算を使ってはいけません。
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