◆さぁ、あなたもバージョンアップ!携帯ではなくホームページを
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「ヴァージョン アーップ」
松山ケンイチ、堀北真希、劇団ひとりが登場するDocomoのCMの最後で、
毛皮コートにサングラスという怪しいカッコウの山崎努氏が放つ台詞です。
一体なんなのか気になって覗いてみると、
毎年定例になっている新機種のリリースでした。
この「バージョンアップ」のCMが、頭にこびりついて離れません。
といってもDocomo好きとかCMが秀逸とか言うわけではなく、
私が仕事でバージョンアップの準備をしている真っ最中だから
という単純な理由なのですが。。
そこで(?)今日のコラムのテーマは「バージョンアップ」のお話です。
『バージョンアップなんてホームページには無縁だろ?』
『うちは小さい会社だし、関係ないよ』
そんな風に思っている方、
商売用のホームページにとって
[バージョンアップは身近で欠かせないこと]なのです。
特に、長く事業を続けたいなら絶対に欠かせないマストアイテム。
今号では、バージョンアップの大切さについてお伝えいたします。
今号の裏事情「自社のバージョンアップをアピールしたい」
という本音は見て見ぬふりをし、ササっと先に進んでください。
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◆カタカナしか無い携帯電話。バージョンアップが作り出した今
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10数年前の携帯電話。覚えていますか?
今のように一般に浸透する以前、
まだまだ「創世記」に近い頃の携帯電話です。
日本語はカタカナしか表示できず、
画面はもちろんモノクロ(グリーンに黒字)。
今で言うコードレス電話のような見た目のあの携帯電話です。
インターネットにEメール、Javaアプリにカメラと、
今では付いてて当たり前になった付加機能は一切無く、
電話帳機能と通話機能のみと本当の意味で”携帯する電話器”でした。
今の時代を基準にすれば、とても売り物にならない低機能ですが、
当時はそれでも高級品で持っているだけでステータスになったものです。
それから10数年の時が経ち、
バージョンアップの末に今の携帯電話に辿り着きます。
出先で携帯を使い地下鉄の乗り換え案内を調べたり、
待ち合わせの暇つぶしに携帯でゲームをしたり、
当時では考えられなかった光景が日常となりました。
もちろんこの日常が訪れたのも、
紛れも無くバージョンアップのおかげです。
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◆バージョンアップで時代は流れていく。もちろんホームページも一緒に
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ケータイのバージョンアップだけでなく、
ほぼ全ての物がバージョンアップを続けています。
回転寿司では、コンピューターによる自動化で人件費を削減し、
昔では考えられないほど低価格の店舗が生まれました。
クルマもエコの時代に合わせて
燃費性能の面でバージョンアップを続けます。
あらゆるものがバージョンアップを続け、より良い今を造り、
そして時代が流れて行きます。
もちろん、
この流れはホームページでも共通です。
時代に合わせてバージョンアップを続けることで
より良い今を勝ち取り、時代と歩みを共にします。
もしバージョンアップできなければ?
自分自身が歩みを止めても、ライバルはあなたを待ってくれません。
逆に「チャンス」とばかりにバージョンアップを続けるでしょう。
ジワジワとライバルとの差が広がり、
昔なら取れていたような契約が取れなくなります。
そしていつの日か事業撤退を余儀なくされます。
時代に付いて来れない者が淘汰されるのは自然の摂理なのでしょう。
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◆まとめ
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「バージョンアップ」それは、
時代に淘汰されないために必要な日常の歩み。
ホームページも常にバージョンアップを。
手を抜けばいつしかライバルに抜かれ、事業撤退が目の前に迫ります。
□┐次号、臨時休刊のお知らせ。
└┘ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
本題が終わり、やっと裏の本題に入れます^^;
今号で「バージョンアップ」ネタを選んだ裏事情、
自社のバージョンアップに関するお話です。
来週の水曜日の本コラムですが
自社のバージョンアップに備え臨時休刊とさせていただきます。
お客様ホームページの「土台部分」に大幅なバージョンアップを予定しており、
その準備に当てる労働時間確保のためコラム執筆の時間を削ることに致しました。
具体的にバージョンアップ内容の一例を言いますと、
CPU、メモリ、HDDの大幅な増強、
高速バックボーンへの切り替え
ネットワークインタフェースのスピードアップ、
OSやサーバープログラムのアップグレード、
堅牢なデータセンター(NTTデータセンター)への転居、
更に携帯対応の特殊なSSLの搭載などなど、
書ききれないほど多岐にわたります。
非IT系の中小企業では、金銭的・技術的に不可能なほどに困難な
特盛で大規模なバージョンアップです。
それだけ準備にかかる手間も膨大で、
バージョンアップ実施直前の来週は、相当な激務が予想されております。
このバージョンアップ作業は、
お客様の商売用ホームページを進化させる大切なバージョンアップです。
何よりも優先して万全な準備でバージョンアップに臨むために、
次号のコラムをお休みとさせていただきます。