◆”儲からない”もいろいろある。
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リーマンショックに端を発した不況も早1年が経ちますが。
まだまだ厳しい状況が続く会社はあるようで、
「売れない」「儲からない」という台詞をよく聞きます。
しかしこの「儲からない」というセリフが曲者です。
「儲からない」と一口に言っても様々なタイプがあり、
それぞれに打つべき打開策が異なるからです。
例えば、
ライバルとの値下げ競争で価格が下がり粗利が確保できないケースでは、
商品の原価を下げて粗利を確保するという対策が有効ですが、
値下げ競争どころかお客さんが誰も来ない状況であれば、
いくらコストを下げても儲けは生まれません。
また現実的な例で、
粗利はあるけど人件費などの諸経費を引くと利益が残らないケースならば
一人当たりの販売個数を増やすのが有効な道で、
これには「不要人員の整理」や「販売力強化」の2種類があります。
「不景気だから儲からない」
と、儲からない原因をきちんと考えず、
不景気だからという一般論で思考停止してしまっては、
それぞれに合わせた有効な対策など打てるはずもありません。
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◆赤字ホームページもいろいろです。
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まったく儲からない赤字のホームページにも、
いろいろなタイプがあり、やはりそれぞれで対策が異なります。
アクセス数のある(閲覧者が居る)ホームページで
一押しが足りずに成約が取れていないようなケースであれば、
「期間限定キャンペーン」を打ち出すなどの対策が有効ですが、
アクセス数の無いホームページであれば、
必死にキャンペーンを告知しても誰も見ていないのだから当然売上は上がりません。
また、いくらアクセス数があったとしても、
見に来る人達の求めている商品(サービス)がなければ売上につながらず、
「商品を変える」もしくは「集客方法を変更しお客さんを変える」のが打開策となります。
全てのケースでバツグンの効果を発揮する万能策があれば良いのですが、
「そんなに甘い話は無い」という鉄則はホームページでも有効です。
「儲からない」と一言で終わりにせず、その原因を考えるのが重要です。
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◆真っ暗闇で歩き出す前に。黒字に変えるための最初の一手「現状把握」
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前述の例のように、
現在の状態によって有効な対策はまったく異なります。
現状を見ない行動は成功率が極端に低いのです。
足掻けば足掻くほど赤字の沼にはまります。
赤字を黒字に変えたいのであれば、
最初の一手は必ず「現状把握」から始めます。
「なんとかしなければ!」
と逸る気持ちは解りますが、
急ぐからこそ現状の把握が重要なのです。
現状を把握せずに行動するのは、
真っ暗闇で歩き出すような物です。
タンスの角に小指をぶつけて痛い思いをする前に、
しっかり現状を把握して足元をきちんと照らしてください。
★ラクマス利用者様へ
|現状の把握で困ったらいつもの窓口へご相談ください。
|現状把握のための具体的な仕掛け、行動をお伝えします。
|その後の打開策についてもお気軽にどうぞ。
|http://cms.racms.jp/hpsyukyakusoudan/
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◆まとめ
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「赤字ホームページ」にもいろいろなタイプがあり、
それらのタイプごとに最適な対策が異なります。
闇雲に動いて痛い思いをする前にまずは現状把握が鉄則です。
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◇あとがき
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不景気、不景気と言いますが本当にそうでしょうか?
私は、今は「並景気」だと思っています。
確かに景気が良かった頃を基準にすれば不景気なのでしょうが、
時は流れ時代は移り変わるものです。
更に昨今は「ドッグイヤー」と言われ時勢の変化がめまぐるしい時代。
今の1年は昔の10年なんて言われます。
そこで、半年前を基準に考えることにします。
すると、半年前と今ではほとんど変わらないため「並景気」となります。
この考え方で行くと、
「不景気だから仕方ない」という言い訳が使えなくなり、
どうしても原因を考えるようになります。
原因を考えるから対策が見えてくるようになり、
対策をしたからこそ増収増益の道が開けます。
「不景気だ」と気落ちしても何も変わりません。
あなたも、よろしければご一緒に”並景気思考”始めませんか?