◆失敗”以下”ってなんのこと?
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“成功”と”失敗”
この二つは「事例」として語られることが多いのですが、
成功か失敗かと言う論まで達しない”それ以下”の話はあまり語られません。
語られない理由は単純で、”以下”の話をしてもツマラナイからです。
血湧き肉踊るような大立ち回りも、
胸が張り裂けるような悲しいエピソードも、
ぷっと思わず笑ってしまうような落ちもありません。
出来れば触れたくないのですが、、、
この”以下”の状態で小石につまづき立ち止まっている人が意外に多いのです。
◆何もしない、という状態
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成功か失敗か、という論に達せない”以下”の状態とは、
「何もしない」という状態のことです。
『なーんだ。』と思われる方が多いかもしれませんが、
何かした気になって実は何もしていない事が多いので要注意です。
ここで言っている「何もしない」とは、
体や頭を動かしているか?という程度の話ではありません。
その一歩先、体や頭を動かした結果が、
お客さんに届いているか?ということを言っています。
ビジネスはお客さんが居るから成立し、
そのお客さんに届かなければ、どんなに体と頭を使おうと、
ビジネス的には無意味だという考えです。
例えば、
ホームページを始めようと、
お客さんに見えない裏側でその準備をしている最中だとします。
これは「何もしない」のと変わりません。
暴論に聞こえるかも知れませんが事実です。
ホームページは、お客さんが見て初めて”存在”したことになります。
それまでの準備期間はホームページは存在せず、
お客さんから見れば「何もしない」のと変わりありません。
もちろん物事には準備が必要なわけで、
準備すること自体を否定しているわけではありません。
いくら準備しても、きちんと公開までこぎつければ、
準備に費やした影の苦労も報われます。
問題にしているのは、
「準備だけで終わってしまう」という事態です。
準備だけで終われば永遠にお客さんの目に触れることは無く、
それまでの努力が全て無かったことになるのです。
特に「本気」の人は注意してください。
「良いもん作ろう!」と意気込めば意気込むほど、
中途半端で表に出すことが許せなくなりハードルが上がります。
さらに「始めて」の挑戦ならば要要々注意です。
「始めて」であれば実力不足は当然で小さなハードルでも苦労します。
意気込んだ結果のハードルが高すぎれば越えることの出来ない壁となり、
そこで行き詰ってしまうことが非常に多いのです。
私自身、
何度もこの壁にハマりかけているので良く解ります。
新しいことを始めるときは。
◆最初はレベル1から。「下手でもしょうがない」という開き直りも大切。
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「最初はみんな素人」
月並みな言葉ですが、真実です。
“みんな”が対象の話ですから、
当然、私も、そしてあなたも含まれています。
世界体操2009の金メダリスト内村航平選手や
誰もが知っているプロ野球のイチロー選手など、
華々しい舞台で活躍する達人だけの話ではないということです。
今では得意になった”それ”の昔を思い出してください。
私は、
今でこそパソコンを駆使しホームページを生業としていますが、
パソコンに始めて触った当時はまるっきりの素人でした。
PC内部でデータを複製する”コピペ”とコピー機の”印刷”の区別がつかないほどで、
当時の私にとってPCで仕事をするなど別次元の話でした。
それから10数年経った今、
PCを使ってコンピューターシステムを開発し、
PCで作ったホームページで売上を稼ぎ出し、
ホームページのコラムを執筆するに至りました。
あなたが得意な”それ”も
同じような経緯があるのではないでしょうか?
「勇者も最初はLv1から」
RPG好きなら、この言葉の方が通じるでしょうか。
敵ボスの魔王を倒した勇者も、最初は最弱のスライムに苦戦しますよね。
最初は誰だって素人、レベル1です。
最初からうまいホームページを作れるわけが無いんです。
「下手でもしょうがない」と開き直ってください。
どうせ最初から完璧には出来ないんですから、
早い段階で公開し、一般の目に晒してしまいましょう。
批判や苦言が来るかもしれませんが、
それらは全てレベルアップに繋がる経験値です。
ホームページを公開したものだけが得られる特権です。
◆まとめ
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最初は誰だって初心者、Lv1。
「下手で当然」という開き直りも大切。
ホームページの公開は下手で良いから早くする。
公開するから経験値が入り、レベルアップし、成功への道が開ける。