◆今回も、試行錯誤に関するお話です
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|100年に一度の不景気2009。
|
|ピンチにチャンスを見出し、試行錯誤でチャンスを掴め!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
というのが、
前々回のコラム「不景気の中に見るチャンス。試行錯誤でチャンスを掴もう!」
でお伝えした内容です。
たくさんの反響にお答えして、
前回のコラムに引き続き、
ホームページの試行錯誤に関するネタをお伝えしていきます。
前回のコラムは、
『試行錯誤に欠かせないのがチェック。
アクセス解析だけでは木を見て森を見ず。
本来のゴールも忘れないように!
』
というお話でした。
⇒『試行錯誤のチェックはアクセス解析でOK?本来のゴールも忘れずに。』
今回は、前回とは180度反対の切り口でお伝えいたします。
◆試行錯誤に付き物なのが失敗
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
試行錯誤に失敗は付き物ですよね。
とにかく試して失敗しながら学ぶのが本質ですから、
何回も何百回も失敗を重ねることになります。
何回失敗してもへこたれず、挑み続ける!
試行錯誤に必要な心構えです。
◆試行錯誤と闇雲の分かれ道。失敗から学べるか?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「失敗してもへこたれず、挑み続ける!」
とは言っても、
失敗から学ぶことなく闇雲に動いていては、
なかなか当たりは出ません。
万が一、
闇雲に動いて当たりが出たとしても、
たまたま当たった宝くじと一緒で継続して当てるのは不可能です。
続けることが重要な事業では、
成功を再現できない闇雲はご法度です。
「試行錯誤」と「闇雲」を分けるのは、
失敗から学ぶか否かです。
◆最終ゴールのチェックだけでは何も学べない
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
闇雲にならないためにも、
失敗から学ばなければいけないのですが、
学びどころが見え難いのがホームページです。
鉄砲ならば、
自分の打った弾の着弾点を見て
「的に届かなかった。もっと上を狙った方がいいな」
という具合に軌道修正が可能ですが、
ホームページはそうカンタンに行きません。
ホームページは、
目に見え難い部分に学びが隠れているからです。
売上や、お問合せ数や、資料請求の数など、
目に見えやすい最終目標のチェックだけでは、
「うまくいっていない」という事実がわかるだけで、
「なぜうまくいかないのか?」
という大切な部分がまったく見えてこないのです。
鉄砲で言えば、
「目隠しで鉄砲をうち、命中したか否かだけ教えてもらっている」
ようなものです。
もっと上を狙えばいいのか、それとももっと右なのか、
何の手がかりも無いので、次にどうしたらよいのかわかりません。
◆アクセス解析で探る、学びのポイント
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
最終目標のチェックだけでは、
上手くいっているか否かの結果しかわかりません。
そこで、
「なぜうまくいかなかったのか?」学びのポイントを探るために
“アクセス解析”で取得できるデータが役に立ちます。
画面遷移のデータを見れば、
「お問合せページへの誘導が出来ていない」という弱点が見つかったり
検索キーワード別に成約数を見れば、
「自社にとって無駄な広告キーワード」の目星が付きます。
アクセス解析のデータは、
失敗から学びを得るための強力な道具になります。
まだアクセス解析ツールを導入していないあなた。
このコラムで「アクセス解析」の必要性に気付いたならば、
ぜひアクセス解析ツールを導入してください。
「アクセス解析を導入する」というのが、
試行錯誤の第一歩目ですね。
⇒「図解!アクセス解析ツールGoogleAnalytics導入方法(PDF)」
◆今回のまとめ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
失敗から学ぶのが試行錯誤。
最終目標のチェックだけでは何も学べない。
アクセス解析を使って学びのポイントを探り出そう。
◆前回と今回のまとめ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
アクセス解析のデータだけでは、木を見て森を見ず。
ゴールを忘れれば、意味の無い道に迷い込みます。
最終目標のチェックだけでは、森を見て木を見ず。
ゴールだけ見ても、目の前の壁に頭をぶつけます。
前回と今回。
切り口は正反対ですが、根底にある考えは一緒です。